3年後、モラハラ夫と離婚します

このままじゃ ハゲる(-"-)

夫との出会い

 

私の夫は、典型的なモラハラだ。

そう、このブログを書き始めたきっかけも夫だったはずなのに、なぜか今までは娘の記事ばかりになっていたな・・・

 

夫の話をしよう。

私たちの出会いは、夫が29歳、私が19歳の時だった。

当時私は専門学生で、実家に住みつつアルバイトをしながら学校に通っていた。

そのバイト先に客として時々来ていたのが夫だった。

そこで夫に声をかけられて、私たちは付き合い始めた。

それが、始まり。

 

10歳上の男性は、その頃に私には頼りがいがあるように見えてしまった。

あれがただの自己中の表れであることに、気付けなかった自分も大いにアホだと思った。今となっては・・・。

 

 

理不尽とはまさに

中学3年の娘は、1年前から絶賛不登校中。

 

学校には行けない(行かないと決めたっていう仮説もある)のだが、引きこもりというわけでもない。

むしろ週末なんて毎週のごとく市街地にでかける。

 

そんな娘が某繁華街にお出かけした時に必ず立ち寄る場所、それは・・・

 

『ステーションピアノ🎹』

そう、駅構内に設置されている、誰でも好きなように弾いてねというコンセプトのおしゃれピアノだ。

 

実は、学校には行かないし何をやってもすぐ飽きる娘だが、決してすごく上手というわけではないものの、ピアノのレッスンだけはもう8年続けている。

 

駅にピアノがあることを知った娘は、そこへ出向くたびにピアノを弾くことを楽しみにしている。

多くの人が行き交う構内で、すごい度胸だと思う。

こういう一面は誰に似たのだろうと感心する。

少なくとも、目立たずに生きたいと願う私似ではないことはたしかだ・・

 

先日、娘はひとりで、ピアノが置かれているその駅に出掛けた。

そしていつものようにピアノを弾いたのだそうだ。

 

娘の前には一人の男性が演奏していたという。

その男性が演奏し終えるのを待ち、続けて娘が弾いた。

すると、弾き終わった頃にとある老人男性が寄ってきて、ピアノを叩きながら娘に向かってこう言ったそうだ。

 

「うるさい!うるさい!うるさいんだよ!」

 

突然の出来事に娘は驚き、言葉が出なかったという。

そして娘はこう思った。

 

「は?こちとら誰が弾いてもいいはずのピアノを普通に弾いてるだけなんだけど?嫌ならアンタがさっさといなくなれよ。」

 

むろん、心の声である。

 

いいぞー娘!負けてない!!

 

そして娘は続けて2曲目を弾いてやったそうな。

 

よくやった!強心臓!!

 

 

その後順番を待つ人が現れたので、娘は演奏を終了したそうな。

 

ちなみに、娘の前にも後にもそれぞれ別の男性が演奏をしたそうだが、

その老人は娘にだけ暴言を放ったとのこと。

 

ああ そういうことね

”女で子ども”

自分より弱いとわかる相手を選んで言ったわけか。

しょーもねぇ。いるな、こういう人。

 

もしくは娘の演奏だけ、曲調がお好みじゃなかった?

だとしても ねぇ。

 

 

 

帰宅した娘が話してくれた、自分に起きた災難話。

少しだけ涙目で「ま、ぜんぜん平気だけどね。」という娘でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめての家出

娘の反抗期日記。

 

ちょっとしたことで、またケンカをした。

内容としては本当に些細なこと。

でも、自分にとって都合のよい解釈をさせたまま調子に乗らせるわけにいかないと思った私は、諭すように娘に話をした。

 

そのことで、機嫌を損ねた娘。

 

「食べる」と言っていたはずの夕飯を、私が作った後に、

食すのを放棄して部屋に消えた。

それも、最強にかわいげのない態度で。

 

娘の体のことを考えて作った、野菜たっぷり塩ラーメン。

一口も手をつけずに・・・・

箸すら持たずに・・・・

 

 

自分が「食べるから作って」って言ったものを放棄してんじゃねーよ

 

 

 

そもそもケンカのこと自体、何も解決してない。

なので部屋に乗り込んで、私は怒り心頭で言った。

 

「まずラーメンをきちんと食べて 勿体ないことしないで」

 

娘は、何も反応しない。

 

「さっきのこと、ちゃんと話をしよう」と提案した、次の瞬間、

 

「それがめんどくせーんだよ!!!!!!」

 

と、手あたり次第に近くにあるものを投げつけてきた。

 

「暴力はやめて!!」

 

「暴力じゃねーだろ!!」

 

「暴力みたいなもんだ!」

 

「じゃあテメーはどうなんだよ!!!!ふざけんじゃねえ!!!」

 

 

やり場のない、コントロールできない感情がぶつかり合った

 

そして、私の頭の中でブチッと切れた音がした

 

 

「ふざけんな!!もう我慢の限界だわ!!!」

耐えかねた私は、カバンをつかんで家を飛び出した。

 

 

旦那も家にはいたが、「はぁ?」みたいな顔をしていた。

 

車に乗り、行くあてもないまま走り出した。

 

 

私にとって、はじめての「家出」であった。

 

そう、娘じゃなく、母の私が家出したという日記。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・結局、家から10分のドラッグストアにいる私。

 

近すぎる。。。。

 

気持ちが落ち着かないまま、軽く買い物をした。

 

 

 

車に戻り、疲れた心で妹に電話をかけた

 

話をきいてもらい、車の中で号泣しながら頭を冷やした

 

軽自動車の中でブサイクな顔をして号泣しているオバサン

 

我ながら汚い絵面だ・・・・

 

 

やがて落ち着きを取り戻し、いったん帰ることにした私。

でも、どうせ夫も娘も、心配なんかしちゃいないだろうな。

 

 

家出からわずか45分で帰宅した私に、夫が一言。

 

「ドライブは楽しかったか?(*'▽')」

 

 

・・・・能天気だな。

 

 

テーブルの上には、汁を吸って伸びきったラーメンがそっくり置かれたままになっている。

 

 

「〇〇(娘)が、言ってたぞ。"おかん、ドラッグストアで何してんねん" て。」

 

 

 

( ゚Д゚)!!!

 

 

くっそ! iphoneの位置共有でバレてたんか!

 

 

 

・・・ん?

 

 

検索したんか?

 

 

・・・へぇ ちょっとは心配したんだな(笑)

 

 

 

 

そして私は娘の部屋へ行き、「母はこう考えている」ということと、

「あとは〇〇がどう思うか、自分で決めて。話したいと思ったら話しにきなさい。」とだけ伝えた。

 

娘は返事をしなかった。

 

最後に私は言った。

 

「それと、絶対に許せないことがある。ラーメンの件はひどい。食べ物に対しても作った人に対しても失礼すぎる。あれじゃもう食べられない。食べ物をあんな形で粗末にするなんて人として最低だ。ちゃんと謝って下さい。ちゃんと!謝って下さい”!」

 

おなじことを2度繰り返し言った。

 

 

娘は私を睨み、目を見開きながら言った。

 

「・・・すいませんでした」

 

 

ふふ ムカついてるな

 

そういう目をしている

 

 

学校に行かないこととか、進路のこととか、家でぐうたらしてることとか、

話さなきゃいけないことは山ほどある。

 

でもな 娘

 

食べ物は、なるべく大切にしような

 

あって当たり前の暮らししか知らないからわからないかもしれないけどな

 

食べるものがあって、雨風しのげる家があるって、幸せなことなんだからな

 

そういう大切なこと  いつか、ちゃんとわかる人間になれよ

 

 

ちなみにラーメンは、私がきちんと食べました

 

美味しくは無かったけど、捨てるのなんてやだもんね